ステントグラフト治療は術後も専門的な判断を必要とします
院長は信州大学医学部附属病院において2007年から施行された
ステントグラフト治療の全例、長野日赤病院・相澤病院・諏訪日赤病院にて
施行された大動脈瘤に対するステントグラフト治療の多くの症例において、
術者または指導医として最前線で治療を行ってまいりました(治療件数延べ約1000例)。
動脈瘤の中に人工血管のトンネルを挿入し瘤内を減圧するステントグラフト治療は、
低侵襲で負担の少ない治療である一方定期的な経過観察が必須となります。
経過観察に当たっては、減圧された動脈瘤およびステントグラフトの術後状態に対する様々な評価や必要により行う追加検査・治療など、患者さんのそれぞれの状況に合った適切な判断と分かりやすい説明が重要となります。
また動脈瘤の患者さんは、背景に全身病としての動脈硬化症があり、
動脈瘤の経過を追うだけでなく他の血管病に配慮した診療も適切に行われるべきであり、
「さくら血管病クリニック」はこれらの診療と併せた「ステントグラフト専門外来」を上記基幹施設と密接に連携して行います。
「さくら血管病クリニック」への受診については、現在通院中の外来または直接お電話にてお問い合わせください。