骨粗鬆症とは
骨粗鬆症とは、加齢や長年の生活習慣により骨がスカスカになって骨折しやすくなる病気です。特に女性では、女性ホルモンの低下が始まる50代より骨の新陳代謝のバランスが崩れ、骨密度が低下することが分かっています。

寝たきりになってしまう原因としては、高齢による衰弱を除けば脳血管障害に次いで転倒・骨折が第2位とされています。中でも厄介なのが大腿骨近位部骨折(大腿骨頚部骨折を含む)で治療のほとんどが手術のため、そのまま要介護状態となる場合があります。
骨粗鬆症は、検査による早期発見と早期治療が必要な病気です。

DIP法
当院の骨塩定量測定はDIP法で行っており、レントゲン画像から測定する方法の一種で、主に左手のレントゲン画像を解析する方法です。
左手と標準物質(アルミスケール)をともに撮影し、第二中手骨(人差し指)の濃度と標準物質の濃度を比較して、骨密度を算出します。この方法は、被ばく線量が少なく測定が容易なため、低骨密度のスクリーニング(集団検診)向きの方法です。

検査結果
骨密度の測定結果には、性別・年齢別に基準範囲が設けられており、若年との比較、同年齢との比較を行い判定します。
骨粗鬆症診断基準には若年齢との骨密度比較(若年成人比較%:YAM(Young Adult Mean))が用いられます。
診断基準は以下のようになっています。
正常 | YAMの80%以上 |
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骨減少症 | YAMの70~80% |
骨粗鬆症 | YAMの70%未満 |
検査後には検査結果をお渡ししております。
