当院における治療の考え方
決めるのは患者さんご本人です
侵襲的治療は受けないで済めばそれに越したことはありませんが、患者さんは治療を受けないことによる不利益についても十分に知る必要があります。
豊富な経験と専門知識があるからこそ保存的治療を含めて患者さんそれぞれに適した治療選択肢を提示することができると、私は考えております。
例えば下肢静脈瘤は症状でお困りでなく本人のご希望がなければ、すぐに積極的な治療を行うことは全く不要であることをしっかりお伝えすることができます。
「不要な治療は行わない。しかし必要な治療の必要性はしっかりお伝えしたい。」
この理念のもと、信州大学附属病院と連携してフットワークの良い診療を心がけていきたいと思います。治療を受けるかどうかを決めるのは患者さんご本人です。