閉塞性動脈硬化症外来について
足を大事に、足をあきらめない
重症化する前の診断と治療時期の判断はとても重要です。
当院はカテーテル設備を併設したクリニックとして、情報量の多い日帰り診断カテーテルを適切な時期に行い、最適な治療計画についてご提案・ご相談しております。
特に透析・糖尿病は閉塞性動脈硬化症の危険因子としてとても重要ですので、主治医の先生とのご相談をお勧めします。
また、重症化した虚血肢の診療に正面から向き合います。
大事なことは「歩ける足を救済する様々な方法を持つこと」「あきらめないこと」だと考えます。
重症化する前に受診しましょう
一般に下肢の動脈硬化である「下肢閉塞性動脈硬化症」の症状は、段階的に進行すると考えられています。ところが、実際に見る患者さんは無症状から重症に急になる場合が少なくありません。動脈硬化の増加や複雑化、膝下動脈病変の増加、高年齢患者の増加などの多くの要因が関与していますが、予兆は少なからずあります。
大事なことは、ABIや超音波などの簡単な外来検査で症状では見えない病変の進行を早く診断し、適した時期に適した治療方法を選択することです。
狭窄病変は進行すると閉塞に至りますが、閉塞前の治療は閉塞後の治療に比べ格段に簡単で治療成績も良好です。